映画 ゆるキャン△
総決算のようでそれだけでなく,いつものゆるキャンのようでいて少し違う,まさに劇場版といった作品だった
社会人になったリンたちが色々ある話なのだが,リアルとフィクションのバランスが心地よい。SHIROBAKO的な「リアルっぽいフィクション」が描かれているのでそういうのが好きな人には刺さると思う リアルっぽいシーンで劇場版SHIROBAKOよろしくミュージカルでも始まりそうだと思っていたら本当に始まって笑ってしまった
月日が経っているので変化の避けられない物事について描かれることもそれなりにあったが,そういった事柄について重く受け止めるのではなく受け入れて流すような態度を取っているのは大人になった(なってしまった)話なのだなと感じさせられてしまう
メタ的にこれも不可逆性なのかもしれない
あるシーンで数分セリフがほぼないが演出としてよかった。某アニメは見習ってください